寝室部屋の中

読み物ではなく記録。脳内ディベート書記blog

戸惑ったこと

つい先日父と、「おばあちゃん(父の母)は、あれだけ食にうるさいけどがんになったし」みたいな話になった。
その時に、ちょっともやっとした


祖母は昔から食にほんとにうるさくて
○○は禁止っていうのは
ポテトチップスあんまり食べちゃだめだとか
そのくらいだったんだけど

良いものを食べなさいってすごくしつこくて
もう子供大人お構いなしに
いかに食が大事かをいつも説いてきて
うんざりしたことも何度目あった

おばあちゃんの言う、良いものって何かって言うと、無農薬、無添加、みたいなもの。

実際おばあちゃん家の食事は
米野菜は無農薬、肉卵は契約農家からお取り寄せ(鶏飼ってたときもあったり)
てなかんじで
食べながら、テレビ見ながら、お友達と話す話題も食食食みたいな人だった

で、そんなおばあちゃんが、二年ほど前まさかの胃ガンになった。
「自然のものを食べてる人は胃がキレイ」「食べるものは大事、食べるものに気を付けれは病気もしない」と、あれだけ豪語していた人が

で、成人後〜何かとおばあちゃんとギクシャクしっぱなしだったのもあり私は、まぁ歳だし病気の一つや2つくらいあっても別に驚く事じゃないでしょ、って思った。冷たい言い方かもしれないけど。

でも、今になって、たとえ身内でもおばあちゃんの食へのおこだわり(北区赤羽風に)のことバカにしたようなこと言ってるのを直接聞くと、少しもやっとした。

「どんな思いでおばあちゃんが野菜育ててりると思ってるのか」なんて、頭の中でもう一人の私が腹を立ててるような気が、したりしなかったり


自分はどこまでも捻くれているんだろうなと自覚した出来事ことの一つだった